パターン幅・導体間隔 設計基準書
1.電源パターン幅
電源、及び、GNDラインは【主線3mm以上・支線1.0mm以上】を基本とする。
配線スペースに余裕があれば、極力太くする。
2.信号線幅・最小導体間隔
ピン間本数 | パターン幅 | 最小導体間隔 |
---|---|---|
1 | 0.35 | 0.30注1 |
2 | 0.22 | 0.20注2 |
3 | 0.15 | 0.15 |
4 | 0.10 | 0.10 |
- 注1
- ピン間1本において、0.635㎜のグリッド上に、0.35㎜のパターンを平行に並べて配線した場合のみ、
最小導体間隔0.285㎜とする。 - 注2
- ピン間2本において、0.508㎜のグリッド上に、0.22㎜のパターンとミニバイアホール
(ランド径φ0.5㎜)を並べて配線した場合のみ、最小導体間隔0.148㎜とする。 - 注3
- アナログ回路や電源回路等が混在している場合は、その回路に合ったパターン幅、及び、導体間隔とする。
- 注4
- 設計仕様で指定されているパターン幅、及び、導体間隔は、その指示に従う。
ピン間本数 | パターン幅 | 最小導体間隔 |
---|---|---|
1 | 0.50 | 0.30 |
3.アイソレーション
入出力回路や異なる電源ライン間等、アイソレー ション部の間隔は、都度確認をとること。
4.ランドーランド間のクリアランス
5.参考 資料
*電圧による最小導体間隔
DC,AC電圧(V) (ピーク値) |
保護皮膜あり | 保護皮膜無し |
---|---|---|
最小導体間隔(mm) | 最小導体間隔(mm) | |
0〜30 | 0.25 | 0.65 |
31〜50 | 0.40 | 0.65 |
51〜130 | 0.50 | 0.65 |
151〜330 | 0.75 | 1.30 |
301〜530 | 1.50 | 2.50 |
500以上 | 0.003mm/v | 0.005mm/v |
- 注1
- 500V以上の電圧は1Vにつき、
0.003㎜(保護被膜有り)とする。
0.005㎜(保護被膜無し)とする。 - 注2
- AC電圧は、ピーク値(√2E)とする。
- 注3
- 各電圧は、印加される最大電圧とする。
(例)AC100V±10%の場合、最大電圧は、156Vとする。
6.パターン幅と許容電流
電流100mAにつき、パターン幅0.1㎜とする。
パターン幅(mm) | 電流(A) |
---|---|
0.4 | 1.0 |
0.6 | 1.4 |
0.8 | 1.8 |
1.0 | 2.2 |
1.5 | 3.0 |
2.0 | 3.4 |
3.0 | 3.8 |
下表を参照
仕上がり銅箔厚 35μm
温度上昇 10℃
パターン幅(mm) | 電流(A) |
---|---|
0.3 | 0.94 |
0.4 | 1.26 |
0.5 | 1.57 |
0.6 | 1.88 |
0.7 | 2.20 |
0.8 | 2.51 |
0.9 | 2.83 |
1.0 | 3.14 |
φ0.5mmTH×3個=1.0A
仕上がり銅箔厚 20μm