ミアンダ配線は何か注意する点はありますか?
ミアンダ配線は、ノイズ対策の観点から何か注意する点はありますか。- プリント基板設計でミアンダ配線を行う際は、パターン幅よりもクリアランスの方を大きく取り、間隔を広げるように設計します。
具体的には、クリアランス = パターン幅 × 3 程度で設計することでノイズが伝播しにくくなり、想定どおりの遅延を得ることができます。
パターンの間隔が狭いと想定の遅延を得ることができません。
クリアランス = パターン幅の場合、パターン間の距離が近すぎてノイズが伝播し、隣の配線の影響を受けてしまいます。
等長配線の目的でミアンダ配線を行うため、配線長調整の工数も必要となりますが、スペースも大きく必要となるため、あらかじめ考慮しておくことが大事となります。
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