なぜ直角配線はだめですか?
プリント基板での配線では、直角配線ではなく45°(135°)の配線がよいと聞きますが、なぜでしょうか?- プリント基板で直角配線を行うと、直角部分のパターン幅が広くなることになります。そのため、インピーダンスが急激に変化し、ノイズが発生しやすくなります。45°配線にすることで、パターン幅の変化を小さくすることができます。
また、プリント基板製造の観点からも、鋭角パターンは避けるほうがよいです。高速信号の場合は、R付け配線が必要となります。
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