低周波
低週波とは、周波数が比較的低いこと、または周波数が低い波動や振動のこと。
多くの場合は20キロヘルツ以下の可聴周波を低周波と呼びます。
たとえば、通信工学では20~20キロヘルツの可聴周波を低周波としています。
しかし、電波法の定義では30キロ~300キロヘルツの電波が低周波となります。
可聴周波より低周波は超低周波と呼ばれ、電力用に使用される50ヘルツや60ヘルツの低周波は商用周波と呼びます。
低周波はトランジスタや発電機などで簡単に発生させることができます。
また、音における低周波の定義は100ヘルツ以下で、低周波音と呼ばれます。
さらに20ヘルツ以下は超低周波音といいます。
周波数の高い波を高周波、低い波を低周波と呼びますが、周波数値の特性によってその効果や周囲への影響が変わります。
たとえば、整形外科の治療にある電気治療で刺激のあるものが低周波治療器、刺激のないものが高周波治療器となっています。
低周波は、波が大きく太い波になるため、皮膚で抵抗を感じます。
そのため、ぴりぴりとした痛みを感じるようになります。
反して、高周波は電気の波が細かく皮膚抵抗がないため、痛みはほとんどありません。
つまり、低周波治療器は、筋肉を動かしてコリをほぐすことで刺激を感じるようになっています。
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