ノイズ対策の用語集

用語集

RFI(無線周波数干渉)

RFI(無線周波数干渉)

RFI(無線周波数干渉)とは、RF(無線周波数)から生じる不必要なノイズのこと。

Radio Frequency Interferenceの頭文字を取った言葉です。

RFI(無線周波数干渉)は、電子機器やその他の送信機から発生する電磁波が無線信号に干渉することで発生します。
似たような周波数を持つ複数の信号が同時に存在すると干渉しやすくなります。

ブザー音やハミング音など人間の耳で聞くことのできる音となることがあります。
これらの可聴音の場合、ホワイトノイズやバズ音、ノイズバーストなど様々な形で現れますが、いずれにしても不必要なノイズであり、通信品質や音質に悪影響を与えます。

RFIは携帯電話、 Bluetoothデバイス、Wi-Fiルーター、ラジオ、電子機器のオン・オフなど、さまざまな無線送信源から発生する可能性があります。
例えば、携帯電話がオーディオ機器の近くで着信すると、ジージーやザーといった音が聞こえることがあります。

1960年代に入ると、マイクロエレクトロニクスの発展に伴い、トランジスタや集積回路(IC)を利用した電子機器が普及するにつれて、電子機器のノイズ問題が注目されるようになりました。
RFI(無線周波数干渉)による問題が浮上し、ノイズ問題は社会全体に拡大するようになりました。
そこで、RFI(無線周波数干渉)を発展させたEMI(電磁妨害)に加え、EMS(電磁感受性)という概念が生まれ、さらにEMC(電磁両立性)という概念も生まれました。

その他ノイズ対策に役立つ用語はこちらからご覧ください↓
https://www.noise-counterplan.com/glossary/

シミュレーションデモ

ノイズ対策ハンドブック無料プレゼント!

このサイトは、ノイズに強いプリント基板を設計・開発する技術者のためのサイトです。

用語集一覧に戻る

ノイズ対策チャンネル