ノイズ対策の用語集

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バッファアンプ

バッファアンプ

バッファアンプとは、接続された機器同士の干渉を防ぐアンプのこと。

英語ではbuffer amplifierと表記します。bufferは「緩衝器・緩和物」、amplifierは「増幅器」という意味です。そのため、バッファアンプは「緩衝増幅器」と呼ばれることもあります。

電気機器の電力増幅器の利得を1倍にする使い方をバッファアンプと呼びます。電圧は変えずに電流を増幅します。

バッファアンプは、梱包の緩衝材のように周囲のコンポーネントからの影響を排除し、入力信号を変化させずに次の機器に正確に出力するために用いられます。
ノイズやケーブルの影響を受けない形で入力信号を正確に次の回路に伝達する役割を持つ回路です。

電気信号は、ハイインピーダンスでは電気が流れにくく、ローインピーダンスでは電気が流れやすくなります。
ハイインピーダンスでは、電気が流れにくいためノイズの影響を受けやすく、ローインピーダンスでは電気が流れやすいためノイズの影響を受けにくくなります。
バッファアンプは、このようなノイズの影響を受けにくいローインピーダンスにする機器となります。
そのため、バッファアンプを機器と機器の間に置くことで、機器間の干渉を防ぐことが可能となります。

その他ノイズ対策に役立つ用語はこちらからご覧ください↓
https://www.noise-counterplan.com/glossary/

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