コンバータとは、電気・データ・信号などを別の形式に変換する装置のこと。

コンバータは英語ではconverterと表記し、「変換器」という意味です。ゲーム機、車、パソコンなど様々な電子機器に内蔵されています。
これは、電子機器の多くは供給された電気・データ・信号をそのままでは使用できないため、適切に動作させるためにコンバータが組み込まれているのです。

コンバータには多くの種類がありますが、代表的なものに「DC/DCコンバータ」や「AC/DCコンバータ」があります。

DC/DCコンバータは、直流電流を供給先に適した電圧に変換する装置です。DCはDirect Currentの頭文字で「直流電流」という意味になります。

AC/DCコンバータは、交流電流を直流電流に変換する装置です。
商用電源は交流ですが、電子機器は直流電流で動くため、AC/DCコンバータで交流を直流にする必要があります。
代表的なAC/DCコンバータの例にはアダプターがあります。

その他のコンバータとして、デジタル信号をアナログ信号に変換する「D/Aコンバータ」、アナログ信号をデジタル信号に変換する「A/Ｄコンバータ」などもあります。

また、AC/DCコンバータとは逆に直流を交流に変換する装置もあり、「DC/ACインバータ」もしくは「インバータ」と呼ばれています。
インバータは、電磁調理器から産業用のモーターやエアコンまで幅広い用途で使用されています。

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