今回は抵抗器についてです。
抵抗器は抵抗と言われていますので、電力を加えることで、発熱をします。
現状は多くの場合、実装される抵抗器はSMD(面実装)品となっております。
SMD品はリード品と比べると、リードもなく、小さく、片面が基板に隣接している為、放熱は悪いと言われています。
通常、抵抗の消費電力は定格電力の50%ぐらいを目安と言われています。
抵抗器の放熱対策としては、下記のような項目があります。
・部品間隔を広げる。
・パットサイズ、パターン幅を大きくして、パターンに熱を逃がす。
・長辺電極品に変更する、長辺側に電極を付けることで、発熱部から電極までの距離が短くなり、電極が大きく、長くなることで、パットサイズ、パターン幅が広くできパターンへ効率よく熱を伝達できる。
・銅箔を厚くする。