プリント基版の設計段階から行うノイズ対策

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プリント基板設計のポイント

基板のコーナーにはRをつける

基板のコーナーにRをつける前

プリント基板には長方形や円形などさまざまな形状があります。

上記の例は長方形の基板形状ですが、コーナーにはRが付いていない為にとがった状態となっています。この部分に接触する事で、基板使用時にけがの原因になったり、運搬時などに梱包材を破損させてしまうことがあります。また、とがった部分が欠けてしまう可能性もあります。

基板のコーナーにRをつけた後

可能な場合は基板のコーナーにRを付けるようにします。上記の例のように、コーナーにR3.0mmやR5.0mmを付ける事で、接触した場合でも基板使用時のけがや、運搬時の梱包材の破損などを防止する事ができます。捨て基板が付いている場合は、捨て基板にもRを付けます。

基板形状が変わってしまう為、Rを付けられない場合もありますが可能な場合はR3.0mmからR5.0mmを付ける事で、基板使用時を考慮した設計ができます。

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