プリント基板ではシルクで文字やロゴマークを入れることが多いですが、銅箔でも同じように文字やロゴマークを入れることがあります。
上記の例で左側の図はシルク文字がビアやレジスト抜きにかかっていない為、問題ないですが
右図のように銅箔文字も入力されている場合、基板製作時にシルク文字が上から印字されてしまい銅箔文字が読めなくなります。
シルクは配線やベタなどの銅箔の上に印刷されるため、銅箔文字が隠れた状態となってしまいます。
銅箔で文字やロゴマークを入れる場合は、シルク文字とビアやレジストの重なりだけではなく
銅箔文字などの重なりも確認します。
上記の様に銅箔文字部分もシルク文字を避けるように配置します。
プリント基板設計時は、レジストやビアの重なりは確認しても、銅箔文字などの重なりの確認を忘れてしまう事があります。
銅箔で文字やロゴマークを入れている場合は、シルクとの重なりも考慮して設計することが大切となります。
