プリント基板では、電源投入時や通信時の確認が出来るようにLEDを取り付けることがあります。
上記の例ではLEDが背の高い電解コンデンサの横に配置されている為、発光部の確認ができなくなる場合があります。
また、熱に弱いため電源回路などの発熱部品の近くに配置するとLEDの寿命が短くなったり、破壊される可能性があります。
プリント基板設計時には上面からの表示で設計することが多く、高さの確認を忘れることがあります。
LEDは背の高い電解コンデンサなどから離すように配置します。
上記の様に背の高い部品から離すことで、発光部が見やすくなります。
また、発熱する部品が近くにある場合は、それらの部品から少し離して熱の影響を受けないようにします。
LEDの温度上昇を抑え、部品が破壊される可能性を下げることが出来ます。
LEDは発光するため、部品の陰に隠れないように視認性の良い場所に配置する事と、
熱に弱いという部品の特性を考え、プリント基板設計時には最適な場所に配置する事が大切になります。