プリント基版の設計段階から行うノイズ対策

品質を向上させるプリント基板設計のポイント品質を向上させる
プリント基板設計のポイント

ジャンプVカットを使用する際は、止めるスペースに注意する

プリント基板では、様々なサイズの基板を面付けすることがあります。
上記の例はサイズの異なる基板を面付けしていますが、Vカットを入れたいライン上に基板があるため、
使用することが出来ない状態となっています。その為、ミシン目を使用して面付けを行っています

捨て基板やスリットを間に入れて、Vカットを止める部分を設けます
上記の例のように捨て基板のサイズを大きくし、Vカットを途中で止めることが出来るようにスペースを確保します。
Vカットを途中で止める為のスペースがあれば、捨て基板でなくスリットでも可能です。
止める長さはメーカーによって異なりますが、15mm以上は必要です。
面付けの自由度が上がり、ミシン目の分割時にバリを作りたくない場合に適しています

プリント基板で面付けする際にミシン目のバリを作りたくない場合
効率の良い面付けを行いたい場合に、ジャンプVカットも使用することができます
ジャンプVカットは基板製作メーカーに確認が必要ですが、面付けの自由度を上げることができます

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