フレキシブル基板を設計する際に左図の様にコーナー内側に角の部分があると、
曲げた時など力がかかった場合、右図の様に裂けてしまう可能性があります。
コーナーの部分をRとすることで、かかる力を分散でき、裂けを抑えられますが、
補強のパターンを入れておくことで、避けてしまった場合でも進行を抑えることが出来ます。
上記の赤色のパターンの様に、コーナー部分に補強用の銅箔を設置します。
銅箔を設置することで基板の内側のコーナーが裂けてしまった場合、
製品内のパターンまで進行してしまわないように出来ます。
コーナーにRを付けることで裂けることを抑えられますが、
補強用の銅箔を追加することで、裂けてしまった場合には進行を抑えられます。
フレキシブル基板を設計する際は、基板の特徴や使用時の事も考慮することが大切になります。