プリント基板を設計する際、メモリなどのバス配線で、多数のパターンが並行して配線される場合 があります。 上記の例では、16bitの信号線が並行に配線されています。 このような配線の場合、隣のラインからのクロストークの影響を受けやすくなっています。
プリント基板のメモリなどのバス配線で、多数のパターンを並行して配線する場合、4bitごとに GNDガードを行います。 これにより、隣のラインからのクロストークの影響が少なくなります。 配線スペースの関係で、4bitごとのガードが難しい場合は、8bitごとにガードを行います。
バス配線の信号1本ごとにペアでGNDラインを配線し、ガードを行えば、クロストークは 抑えることができます。 ただし、配線スペースが必要となります。 信号1本ごとのGNDガードが難しい場合は、数本まとめてガードを行えば効果があります。