プリント基板に配線する、差動ペア信号の差動インピーダンスは、 パターン幅、差動ペア間の間隔、隣接するパターンとの間隔によって決まります。 差動ペア信号同士は当然ですが、 隣接するパターンが近いと差動インピーダンスの整合が取れなくなります。 隣接するパターンの中にはGNDも含まれます。 上画像は、パターンとGNDベタ間のクリアランスがパターン幅と同じとなっています。
プリント基板に配線する、差動ペア信号と隣接するパターンは、 パターン幅の2倍以上の間隔が必要です。 (パターン幅0.15mmの場合、0.3mm以上の間隔が必要) 差動ペア信号の周囲がGNDベタであっても、パターン幅の2倍以上の間隔が必要です。
プリント基板に配線する、差動ペア信号の差動インピーダンスは、パターン幅、差動ペア間の間隔、隣接するパターンとの間隔によって決まります。これらを守ることでノイズに影響されにくいパターン配線となります。